平成3年4月、所謂「湾岸危機」に伴い、我が国は紆余曲折を経ながらも掃海艇など 6隻の艦艇をペルシャ
湾に派遣して国際平和協力活動を開始しました。
この時、全国自衛隊父兄会は、自衛隊の派遣活動に呼応していち早く、各県等自衛隊父兄会ごとに部隊を
慰問・激励する方針を決定し、国際平和協力活動等の支援を始めました。
以来、カンボディア、モザンビーク、ゴラン高原、インド洋、東ティモール、イラク、スーダン、ネパール、ソマリ
ア沖(派遣海賊対処)、南スーダン及び多国籍部隊・監視団(MFO)における国際平和協力活動並びにホンジュ
ラス、インドネシア(スマトラ島・ジャワ島・バダン)、パキスタン、ハイチ、オーストラリア、トンガ、ウクライナ及び
トルコにおける国際緊急援助活動に伴う慰問・激励を間断なく続け、今日に至っております。
これらの慰問・激励は、全国51ヶ所に存在する自衛隊家族会が担任して、派遣される部隊の基地や駐屯地
に赴き慰問・激励しております。
平成6年には「PKO等国際貢献支援基金」の募集を開始し一定の募金額に達した以降は、全国的に統一
した慰問・激励を行うようになりました。なお、平成30年に「自衛隊野活動支援基金」と名称変更し、活動を継
続しています。
年 |
名 称 |
回 数 |
令和5年 |
ソマリア沖・アデン湾海賊対処行動 |
8 回 |
南スーダン司令部要員 |
2 回 |
多国籍部隊・監視団(MFO)司令部要員 |
1 回 |
在スーダン邦人等輸送統合任務部隊 |
1 回 |
令和4年 |
ソマリア沖・アデン湾海賊対処行動 |
9 回 |
南スーダン司令部要員 |
2 回 |
多国籍部隊・監視団(MFO)司令部要員 |
1 回 |
ウクライナ被災民救援空輸隊 |
1 回 |
トルコ共和国国際緊急援助活動 |
1 回 |
令和3年 |
ソマリア沖・アデン湾海賊対処行動 |
9 回 |
南スーダン司令部要員 |
2 回 |
多国籍部隊・監視団(MFO)司令部要員 |
1 回 |
中東派遣 |
2 回 |
トンガ国緊隊(統合任務部隊) |
1 回 |
令和2年 |
ソマリア沖・アデン湾海賊対処行動 |
8 回 |
南スーダン司令部要員 |
2 回 |
多国籍部隊・監視団(MFO)司令部要員 |
1 回 |
新型コロナ医療従事者 |
1 回 |
平成31年、令和元年 |
ソマリア沖・アデン湾海賊対処行動 |
8 回 |
南スーダン司令部要員 |
2 回 |
多国籍部隊・監視団(MFO)司令部要員 |
1 回 |
オーストラリア国緊隊 |
1 回 |
平成30年 |
ソマリア沖・アデン湾海賊対処行動 |
8 回 |
南スーダン司令部要員 |
2 回 |
インドネシア国緊隊 |
1 回 |
平成29年 |
ソマリア沖・アデン湾海賊対処行動 |
9 回 |
イージス艦乗員 |
4 回 |
平成28年 |
ソマリア沖・アデン湾海賊対処行動 |
7 回 |
南スーダン |
2 回 |
平成27年 |
ソマリア沖・アデン湾海賊対処行動 |
7 回 |
南スーダン国際平和協力隊 |
2 回 |
平成26年 |
ソマリア沖・アデン湾海賊対処行動 |
6 回 |
南スーダン国際平和協力隊 |
2 回 |
平成25年 |
ソマリア沖・アデン湾海賊対処行動 |
6 回 |
南スーダン国際平和協力隊 |
2 回 |
フィリピン国際緊急援助活動 |
1 回 |
平成24年 |
ゴラン高原派遣輸送隊 |
1 回 |
南スーダン国際平和協力隊 |
2 回 |
ハイチ派遣国際救援隊 |
2 回 |
ソマリア沖・アデン湾海賊対処行動 |
6 回 |
平成23年 |
ゴラン高原派遣輸送隊 |
2 回 |
南スーダン国際平和協力隊 |
1 回 |
東ティモール国際平和協力隊 |
2 回 |
ハイチ派遣国際救援隊 |
2 回 |
ソマリア沖・アデン湾海賊対処行動 |
6 回 |
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